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■ 第55回 「決算処理」
こんにちは。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
ゴールデンウイークも終わってしまいましたね。
皆さんは、どのような連休でしたか?
それでは、きょうも張り切ってまいりましょう。
さて、3月決算の会社でも、そろそろ決算作業が終わっている頃だろうと思います。
まだ終わらないですか?
あなたの会社では、決算は何日くらいで固まりますか?
先日、こんなことがありました。
ある会社で、(新しい顧問先です)決算にあたり、いくつか
質問があり、その中で「賞与の計上について」の質問がありました。
「うちの会社は3月決算です。今期はすこし業績もよさそうなので、
決算賞与を払いたい。でも、3月中には査定も終わらないし、どのくらい利益が
でているかわからないので、総額がいくらになるかもわからない。なので、
3月中に支払うのはムリ。それでも、なんとか今期の経費にできないですか?
ほかの会社では、どのようにやっているのかなあ?」
原則として、賞与は、支払ったときの経費として認められ、
未払いのときは経費としては認められません。
例外として、
1.期末から1月以内に支払うこと
2・期末までに、各社員に、個人別の支払額を通知すること
3.決算で未払計上すること
の要件を満たせば、支払っていなくても経費として認められます。
でも、わたしは、うちの事務所で関与している会社には、なるべく
「期中に支払ってください」とお願いしています。
なぜなら、未払い計上すると、税務調査のときに
「期中に各社員に個人別の支払額を通知しているかどうか」
が論点に上がり、一人でも通知漏れがあると、否認されてしまう
おそれがあるからです。
なので、わたしは先ほどの質問には、
「要件を満たせば、今期の経費にできます。
でも、うちのお客さんには、できるだけ期中に支払いを
済ませるようにしてもらっています。」
と答えました。
その後思ったのですが、
「実は、期末までに決算賞与の支払いを終えるということは、
決算の数字が、決算前に、かなり正確に予測できていて、
資金繰りや査定などの賞与の支払準備が整っていないとムリだなあ。」
ということです。
まず、「期末までに賞与を払うぞ」ということを決めておくことが必要ですね。
そのためには、毎月の経理処理をきちんと行ない、
正確な数字を毎月把握しておくことですね。
そうすると、毎月の作業と決算作業がほとんど同じような流れになって、
決算も30日もあれば終わるようになります。
気合を入れれば、2週間くらいでも終わるでしょう。
あなたの会社では、どのくらいで決算処理が終わっていますか?
遅くとも、30日くらいでは数字を固めるようにしたいですね。
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