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■ 第54回 「僕の野球塾」
こんにちは。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
いよいよ連休に入りましたね。
うちの事務所は、カレンダーどおりなので,きょうは
普通に営業しています。
それでは、きょうも張り切ってまいりましょう。
今回は、連休中ということもあるので、すこし
経理とは違う話題をお話します。
ゴールデンウイークなので、お子さんと
遊ぶ機会も増えることと思います。
最近読んだ本のなかから、お子さんと一緒に
読んでもためになる本をご紹介しましょう。
「僕の野球塾」-考える力こそ最強の武器-工藤公康著
いまは読売ジャイアンツに所属する工藤公康投手の書いた本です。
野球塾という名がついていますが、野球が上手になるには、
副題にもあるとおり、「考えること」が一番大事である、
と書いてあります。
すこし抜粋してご紹介しましょう。
「ぼくは「はい」が大嫌い
ぼくには嫌いなものがある。「はい」という返事です。
だれでも、指導者の人から何か教わったら「はい」と返事をするよね。
しない?それはもっとまずいなあ・・・。
きちんとした返事の「はい」はたしかにいいものです。
でも、問題は、返事の「はい」にはいろいろ種類がある、ということです。
「これをやっとけ!」
「はい」
「それ終わったら、こっちやれよ!」
「はい」
「それが終わったらピッチングをして、最後はランニングをして、上がっていいから」
「はい」
この受け答えをなにも知らない通りがかりの人が聞いたら、
「監督さんの指示に子どもたちもよく応えているな、さぞかし強いんだろう。」」
と思うかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか。
僕は、そのチームは、強いどころかむしろ弱いチームであることのほうが多いのではないかと思います。
言葉のニュアンスは文章では表現しきれませんが、こうした即答の「はい」は、たいていが、
ただオウム返しに「はい」という言葉を返しているだけ。
その子自身が深く納得して「はい」といっているわけでは
なかったりするのです。
本当は、「これをやれ!」といわれたときに、ただ「はい」という返事を
即座に返すのではなく、「これは、いったいなんのためにやるんだ?」と、
そこでまずクエスチョンが生まれないといけないのです。
「ランニングをしなさい」
「なぜだろう?」
クエスチョン
「ピッチングをしなさい」
「昨日も投げてるし、その前も投げている。それなのになぜ、今日もやるんだろう?」
クエスチョン
こうでなければいけません。
僕は、そのうえで、さらにこんなふうに考えるような子どもでした。
「昨日は、こういうことを考えてピッチングをした。一昨日はあれを考えてやったな。
じゃあ今日は、なにを考えてピッチングしようかな」
義務感でやっていたのではなく、僕は「どうしようかな?」と
あれこれ考えて練習するのが好きなだけだったと思います。
おそらくは、そうせずにはいあられない性格だったのでしょう。」
このように、「自分で考えること」がとても大事である、ということが書かれています。
これが200勝をあげ、40を過ぎた現在でも現役を続けるほどの名選手になったゆえんでしょう。
そして、この考え方は、野球だけでなくすべてのことに当てはまると思います。
「これをやれ」
「はい」ではなく「なぜだろう?」と思うこと。
さらにいえば、ここで「なぜですか?」と聞いてはいけないと思います。
「はい。」と返事をして、「なぜだろう」は自分で理由を考える。
自分で考えて、結論を出して、納得して、しっかりやる。
もし、おかしいと思ったら、
「自分はこう思うが、なぜこれをしなくてはならないのか」を
きちんと聞く。
こういう姿勢で物事にあたっていけば、かならずいい結果が出ると思います。
わたしも、いろいろな会社の経理事務を見てきましたが、
「なんでこの書類を作っているんですか?」
と聞いても、担当の人は
「前からつくっているので、引継ぎでつくってるんです。」
という言葉が返ってくることが非常に多いです。
それだけ「考えて仕事をしている人が非常に少ない」と言えると思います。
ぜひ読んでみてください。
また、子供さんにも読ませてあげてください。
自分のこどもにこういうことを話しても、なかなか説教くさくなってしまうのですが、
こういう本で自分で読み取ることができればいいな、と思います。
新入社員教育にもいいかもしれません。
ご紹介した本はこちら。
「僕の野球塾」-考える力こそ最強の武器-工藤公康著
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