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第32回 損益決算書の科目

こんにちは。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

以前、
わたしがある会社の経理部員だったときに、
こんなことがありました。

わたしは、
会社の予算決算をまとめる部署にいました。

そこでは、
全社から集まってくる会計伝票のチェックをし、
・勘定科目が間違っていないか
・支払いは適正なのか
などの確認をしていました。

ある日、新人の後輩が質問してきました。

後輩:「安藤さん、この伝票なんですが、
勘定科目は手数料になっていますが、
清掃料でなくていいんですか?」

わたし:「それはどちらでも良いよ。
担当部署がその科目で伝票を書いてきているんだから、
そのままで良いんじゃないの?」

後輩:「それでいいんですか?」

わたし:「担当部署もそれで予算を取っているんだから、
そのなかで処理すれば良いと思うよ。
いままでずっとその科目で処理してるんでしょう?
今回だけ違うっていうことじゃないんでしょう?」

後輩:「そうですか。わかりました。」

わたし:「損益計算書の科目は、
あまり気にしなくて良いんだよ。
担当部署が一番整理しやすい科目に、
いいかえればわかりやすい科目に、
継続的に処理していればそれでいいんだよ。」

後輩:「わかりました。でも、本当は何費なんですか?」

わたし:「・・・・・。だから、「本当は何費」なんてないの。
何でも良いの。担当部署がわかりやすい科目にしておけばいいんだよ。」

後輩:「そうですか。わかりました。(???)」

言いたいこと、わかりますか?

「本当は何費」なんて、ないんです。

自分にとってわかりやすい科目にしておけば、
それでいいんです。

一度そういう既成概念を捨ててみて、
新たに勘定科目を考え直したら、
意味のある損益計算書ができると思いますよ。

たとえば、
パソコンの関連費用が多ければ全部「パソコン関連費」にするとか、
通勤費は「通勤費」として人件費扱いするとか、
そうすることによって、
本当に管理しやすい、
その会社のオリジナルの損益計算書ができるはずです。

安藤裕税理士事務所 / 株式会社 会計工房
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