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第7回 貸借対照表の作り方その2

こんにちは。
だいぶあたたかくなりましたね。
初夏といった感じで、晴れの日はとても気持ちがいいですね。

さて、きょうは貸借対照表のつくり方の続きです。

前回、会社の決算書を見てください、とお話しました。

見ていただけましたでしょうか?

ちょっと専門的な話をします。

貸借対照表の「資産の部」つまり、左側(借方)の資産は、
貨幣性資産と費用性資産に分類することができます。

貨幣性資産とは、将来現金に換わるものです。
具体的には、売掛金とか、貸付金とかですね。

費用性資産とは、将来費用になって損益計算書のほうに計上されて
なくなってしまうものです。

具体的には、
商品(在庫)、前払費用、車や機械などの固定資産などです。

この二種類に分けることは、どういう意味があるのか?

貨幣性資産は、将来現金に換わるのだから、持っていてもいいですよね。
そして、なるべく早く現金化することを考えるべきです。
回収不能にならないように気をつけなくてはなりません。

費用性資産はどうでしょうか?
どうせ将来は費用になってしまうもの。
お金には換わらないものです。
これ、あまり多くても意味ないですよね。

前回の宿題でみていただいた決算書、
資産の部をこの視点から見ると、どうですか?

将来現金に換わるものは、どのくらいありますか?
また、将来費用になって消えてしまうものは、どのくらいありますか?

そして、項目を無くしたり、金額を減らすことができるものはありますか?

資産の部をスリムにする、つまり項目を無くし金額を少なくする、
ということは、現金を増やすことを意味します。

つまり、 売掛金を減らすことができる、ということは、
回収を早くするということです。
これは、現金を増やすことに直結します。

また、たとえば固定資産を減らします。
車を買わなかったとしたら、その購入代金が不要になるので、
現金が増えます。
売却しても現金が増えますね。

今回も決算書を眺めてみてください。

減らせる資産はありますか?

どの会社でも無くせないのが
  「現金・預金」
  「売掛金」
  「商品(在庫)」
です。

現金預金は別として、
売掛金と商品は、無くすことはできなくても
減らすことはできますね。

そして、それ以外の項目は、あっていいものですか?

考えてみてください。

今回は、これで終わりです。
次回もゴールデンウイークなので一週間お休みのあと、
貸借対照表のつくり方の続きをお話します。

安藤裕税理士事務所 / 株式会社 会計工房
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