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第3回 貸借対照表と損益決算書の意味

こんにちは。
だいぶ春らしくなってきましたね。
あたかかくて、いい季節です。

さて、今回のテーマは、
「貸借対照表と損益計算書の意味」
です。

前回、簿記の本を読んでください、とお願いしました。

一冊くらい読んでいただけましたでしょうか?

会社が何らかの取引をすると、
その取引を仕訳では
「資産」
「負債」
「資本」
「費用」
「収益」
のいずれかに分けて、記録していきますね。

そして、一定期間の取引を集計して
「試算表」
をつくる。

この「試算表」には、上記の
「資産」
「負債」
「資本」
「費用」
「収益」
がすべて入っています。

そして、このうち
「資産」「負債」「資本」
を抜き出したものが「貸借対照表」
であり、
「費用」「収益」
を抜き出したものが
「損益計算書」です。

したがって、「貸借対照表」と「損益計算書」は、
ひとつの「試算表」を切り分けたもの、ということができます。

それでは、なぜ、試算表をわざわざ切り分けているのでしょうか?

それは、切り分けたほうが分析がしやすいからです。

「損益計算書」のほうは、わかりやすいですよね。
売上がどれだけあって、費用がどれだけかかったから利益はいくらでした、
ということがわかる表です。
直感的にわかりますよね。

それに対して、「貸借対照表」のほうは少しわかりにくいです。

でも、本当に大事なのは、「貸借対照表」のほうなのです。

なぜなら、「損益計算書」は「過去」を表しているのに対し、
「貸借対照表」は、「いまの状態と将来やらなくてはいけないこと」
を表しているからです。

会社の目的はなんでしょうか?

簡単に言えば、「現金を増やすこと」ですよね。

最初に
  現金1000万円/資本1000万円
とあったものを、利益をあげて
  現金2000万円/資本(利益1000万円含む)2000万円
としていきたい。

つまり、貸借対照表には究極的には
「現金」と「資本」しか残らないのです。

じゃあ、それ以外のものは何なのか。
それは次回お話しましょう。

次回は、「貸借対照表と損益計算書の意味」その2をお届けします。

安藤裕税理士事務所 / 株式会社 会計工房
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